2009年7月25日土曜日

新型インフル最新情報

7月24日付のThe Wall Street Journalの記事によると
もし、開発量産が進められている新型インフルエンザワクチンや、他のインフルエンザ対策がうまくいかなかった場合、
今後2年間に約40%のアメリカ人が新型インフルエンザに感染し、
さらに死者は、9万人から数十万人に上る可能性があると
CDC(Centers for Disease Control and Preventionアメリカ疾病予防管理センター)が発表しました。
これは、インフルエンザ流行期間に通常のインフルエンザに感染する数の
2倍の予測となっています。
もしワクチンが効かなかったり、他の対策がうまくいかなかった場合の話です。もう一度、念のため。

また、WHO(World Health Organization)によると世界中で
今後2年間に、約20億人が新型インフルエンザに感染するおそれがあると予想しています。

新型インフルエンザには従来にない特徴があることが分かっています。
The Wall Street JournalのHealth Blogによると

  • 若い世代がかかりやすい(12歳から17歳)
    学校で感染が広がったことも原因のひとつで、WHOによると現在は感染平均年齢が上がってきている

  • 妊婦は感染すると重篤化する可能性が高いことがデータ上明らかになってきている
    糖尿病患者やまれな病気にかかっている人も重篤化する可能性があるが、データ上では不確かである。

ひとつ注意しなければならないのは、
通常のインフルエンザが原因でも、アメリカでは年間約36,000人が亡くなっていると考えられていること。
新型インフルエンザだけでなく、通常のインフルエンザも十分に恐ろしい病気なのです。
幸いにも、新型インフルエンザは弱毒性でほとんどがすぐに回復しているようですし
感染が拡大している今も、強毒性を持つインフルエンザ変異していません。
リスクの高い人を除けば、今のところ新型インフルエンザはそれほど恐ろしいものではありません。
新型インフルエンザも通常のインフルエンザも過剰に恐れないように
でも注意深く、自分でできることを始めましょう!!!

以下、CDC(Centers for Disease Control and Preventionアメリカ疾病予防管理センター)によるガイドラインです。
  • 最新情報を知っておく
  • 咳やくしゃみをするときはティッシュで口を押さえること。ティッシュはゴミ箱に捨てましょう。
  • 咳やくしゃみをした後は、せっけんで手をよく洗うこと。その後アルコール除菌するのも効果的です。
  • 目や鼻や口をいじくらないようにすること。粘膜からインフルエンザウィルスが進入します。
  • 病気になったら家でじっとしていること。


<<今日の単語>>
murky・・・真っ暗な、不透明な;あいまいな
countermeasure・・・対抗手段、解決策、対策

応援ポチッとよろしこです
人気ブログランキングへ
Source:H1N1 Flu in U.S. Could Strike Up to 40% in Two YearsThe Wall Street Journalより
元の記事はAP通信でした。Swine flu could hit up to 40 percent in US
Swine-Flu Update: CDC Estimates, Older Victims & Risk FactorsThe Wall Street Journalより
H1N1 Flu (Swine Flu)
Centers for Disease Control and Preventionより

2009年7月23日木曜日

オス?メス?トカゲの産み分け

産まれてくるトカゲの性別がオスかメスか・・・?
それはなんと卵の大きさで決まることがCurrent Biorogyに発表されました(2009年6月4日号)
ちょっと古いけど、面白かったのでご紹介します。以下、要約です。

多くの動物は、オスになるかメスになるかは
性染色体の組み合わせよって決められていると考えられています。
哺乳類と爬虫類は、X染色体とY染色体の組み合わせで性が決定されます。
私たち人間でいうと「XY」という性染色体の組み合わせなら男性が生まれ
「XX」という性染色体の組み合わせなら、女性が生まれてきます。
一方、アリゲーターのような動物は、卵の周りの気温といった外的環境によって
性別が決定されるのです。

以前行われた研究では、ある気温を条件にすると
性決定要因である性染色体の組み合わせは無効になったそうです。
つまり、メスの染色体の組み合わせである「XX」を持つオストカゲが産まれ
オスの染色体の組み合わせである「XY」を持つメストカゲが産まれました。

今回の研究ではさらに、性を決定する3つ目の要因が発見されたことになります。

研究対象のトカゲ(Bassiana duperreyi)は、卵が大きいとメス
卵が小さいとオスが産まれるということが分かりました。
今回の研究では、卵の黄身の量を足したり減らす実験が行われ、
性染色体の組み合わせはオスでも、卵の黄身を注入するとメスになり、
卵の黄身を少なくすると、性染色体の組み合わせがメスでもオスが産まれたのです。


<<今日の単語>>
lizard・・・トカゲ
yolk・・・黄身
cue・・・合図、きっかけ
when it comes to・・・~のことになると、~に関して言えば
override・・・乗り越える、覆す、無効にする

Source:Boy Or Girl? In Lizards, Egg Size Matters(Science Dailyより)

・同じ内容の記事が、podcastで聞けることが判明。以下のサイトでどうぞ。
A Little Yolk for Boys(Scientific Americanより)

・さらに詳しい内容はこちらを。
Egg size matters for lizard sex

応援ポチッとよろしこです
人気ブログランキングへ