2009年7月19日日曜日

読み聞かせより、もっとお話しよう

読み聞かせのような、親から子どもへの一方的な話しかけよりも
会話の方が、子どもの言語発達に影響を与えることが分かりました。
アメリカ小児科学会誌7月号に掲載されています。


話しかけと会話することを比較すると、
会話することの方が、約6倍も言語発達に良い影響を与えるそうです。
0歳から4歳までの子どもをもつ275家族を対象とした調査で明らかとなりました。

1日に400回転の会話をすると、子どもは13,000語の単語を聞くことになります。
会話をするなかで、子どもたちは自分の言い間違いを修正したり
語彙を増やしていくことができるのです。

会話は言語発達以外にも、情緒・社会性・認知発達にも良い作用をもたらします。
読み聞かせだけに特化するのではなく
「*!@?・・&+@#*!・・」と子どもが何を言っているのか分からなくても
会話をすることが大切のようです。


あ、ちなみにテレビは言語発達に可もなく不可もなくということです。念のため。

<<今日の単語>>
pediatrician・・・小児科医
cognitive・・・認知に関する、認識の
back-and-forth・・・行ったり来たりの、堂々巡りの


Source:Conversing Helps Language Development More Than Reading Alone(Science Dailyより)

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